大きくひとまとめに託児所と言っても、数種類に分けられます。まず一般的な託児施設といえば、駅の近くや商業施設内など日常的に利用しやすい場所に設置されている園や施設が多く、主に子供の食事や排泄のお世話、お昼寝や学びに繋がる遊び等、成長に必要なサポートを行ってくれます。一般的な保育園などと保育内容は大きく変わらないため、安心して利用できます。
次に、従業員のために事業主が設置している事業型保育施設も託児所の種類のひとつです。会社や施設などと併設して設置されていて、勤務時間中などに子供をあずける事ができます。病院内に設置されている院内保育所まどもその一部で、夜間勤務も発生する医療従事者にとって大きな助けとなっています。
ベビーホテルと呼ばれる託児所もあります。24時間で対応している施設もあり、仕事で夜間業務をしている保護者や、夜中の緊急時も気軽に利用でき、住んでいる場所の近くにあると大変心強い施設です。
このように、大きくひとくくりに託児所としてみなされる施設の中でもそれぞれ特徴があります。保育園と比べて開設条件のハードルが低いため運営の自由度が高く、さまざまな形態で託児所が設置されていますので、ライフスタイルにあわせて利用する託児所を選ぶ事ができます。特に近年、事業所内保育施設やベビーホテルなどの保育施設は、利用者からのニーズが高まり増加傾向にありますので、子供を預ける際の選択肢として、幅広く活躍されていくでしょう。