働くママのミカタ! 病児保育の特徴について

病児保育の特徴について

託児所は健康な子供を預かっている施設であるため、熱などの病気の症状があると一時的に子供を預かってもらえなくなってしまいます。そのため、病気で休む必要がある子供を託児所に預けたい時には、病児保育という一時保育の施設を利用しなければいけません。病児保育では熱で寝ている子供もいる一方で、熱はあるけど元気という子供は遊び回ることも可能です。子供は熱や多少の症状がある時でも、意外と気持ちよく遊んだり、ごはんを食べたりします。

病児対応型・病後児対応型の集団保育施設は、家庭での看病が困難な場合に、安心して利用できます。しかしはしかやRSウイルス、流行性角膜結膜炎、38.5℃以上の高熱、急変しそうな症状がある場合は受け入れられない場合もあるので注意しましょう。また病児保育の施設の中には、予防接種を受けさせていない子供は受け入れられない施設もあります。

施設型病児保育は利用する施設によって料金や保育時間が違っています。東京都北区の施設の利用料金は1人1日あたり2,000円、昼食代は500円です。生活保護世帯の場合は、申請することで助成金を貰うことができます。一方大阪市の病児保育施設の場合は、所得税課税世帯は2,500円、生活保護・市民税非課税世帯は無料で利用できるようになっています。

回復期の子供の面倒を見てもらえるのは、病児保育施設の大きなメリットでしょう。症状が長引く場合には、なかなか託児所に預けることができず保護者の頭を悩ませます。病気の子供の預け先に悩んだ時には、ぜひ病児保育施設を上手く活用してみてください。