働くママのミカタ! 一時保育と預かり保育の違い

一時保育と預かり保育の違い

一時保育とは自治体により実施されている事業の1つで、地域の育児や子育てを支援する事業の一環です。保護者が一時的に自宅で面倒を見ることができずに困っている時に乳幼児を託児所などの施設で預かり、食事や遊びなどの保育を行っています。自治体によって一時保育をお願いできる施設は違っていて、託児所以外だと幼稚園や保育所、認定こども園などの施設で一時保育利用が可能です。

一時保育とよく似た言葉で、預かり保育という言葉があります。預かり保育と一時保育の持つ言葉の意味合いはよく似ているのですが、それぞれ施設の特徴や保育内容が違っているため気を付けましょう。預かり保育は一時預かり事業のうち、幼稚園型のサービスとして3歳以上の幼児が対象です。預かり保育は家庭が迎えの時間に間に合わない場合に利用できるもので、施設の在園児を対象としているサービスです。

一時保育はある日突然用事ができてすぐに子供を施設に預けたいという場合には、即時利用に対応していないので注意しましょう。一時的に預かることができる子供の人数も決められているので、一時保育を利用したい場合には事前に予約が必要です。また事前登録や面談を行った上で、実際に利用したい日時を予約しなければなりません。突然保護者の予定が入ったからといって、急に子供を預かってもらうことはできないのです。

しかし希望する日が必ずしも空いているとは限らないので、今後一時保育が必要となる可能性がある場合には事前登録しておくことをおすすめします。一度事前登録や面談を完了しておくと、実際に利用したい時の手続きの負担を少し減らせる点が魅力的です。